【子供】朝起きられないのは起立性調節障害のせい?原因、治し方は?

 

 

突然ですがお子さんでこんな経験はありませんか?

 

女性
女性

 娘を朝起こしに行ったのだけれどだるくて起きられないと言っていたのよね。普段は真面目な子だから「サボる」ということはないと思うんだけど…。

男性
男性

息子が起きてきたけどなんだかフラフラしていて様子がおかしい。めまいと頭痛がひどいと言っていたけど病気かな???

 

これらの症状の他に失神、倦怠感、動悸、頭痛などを起こしている。

 

もしかするとそれは「起立性調節障害」という機能失調かもしれません。

 

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起立性調節障害とは?

 

 

そもそも起立性調節障害とは自律神経という神経が異常を起こし、身体の調節がうまくいかなくなる症状です。

 

一般的にみられる症状としては以下のようにあげられます。

・立ちくらみ、失神、朝起き不良、倦怠感、動悸など。
・午前中に症状が強く、午後になると軽減していく。
・立ったり座ったりすると症状が強くなり、寝る姿勢をとると軽減する。ただし、重症だと寝転がっても症状が強い。
・夜に目がさえ、朝は起きれないという昼夜逆転する可能性がある。

 

子供と大人ではどちらが発症しやすい?

 

 

起立性調節障害は圧倒的に子供の発症率が高いです。

 

発症しやすい年齢は10~16歳の小中学生で、男子より女子の方が発症率が若干高くなっています。

 

小学校高学年から中学生の間は身体が大人へと変化していく第二次性徴期でその関係もあり発症しやすくなっています。

 

データ上では小学生の約5%、中学生の約10%、重症者は約1%、不登校の約30~40%の生徒は起立性調節障害の疑いがあるんです。

 

分けられる起立性調節障害の4タイプ

 

 

起立性調節障害は大きく4パターンに分けられます。

 

(1) 起立直後性低血圧

立ち上がってから血圧が下がり、回復するのに時間がかかるタイプ。

 

(2) 体位性頻脈症候群

血圧の回復に問題はないが、立ち上がった後の心拍が高い状態のままのタイプ。

 

(3) 神経調節性失神

立ち上がってから急激な血圧低下によっていきなり失神するタイプ。

 

(4) 遷延性起立性低血圧

立ち上がってから徐々に血圧が低下し失神にするタイプ。

 

起立性調節障害を発症する人のなかで(1)と(2)が多く、(3)と(4)は少ない傾向にあります。

 

しかし、(1)や(2)から(3)、(4)にタイプが変化する可能性もあります。

 

起立性調節障害を発症する原因

 

 

起立性調節障害は自律神経の乱れで起きますが、その原因は季節や気候の変化、生活リズムの乱れ、心理的社会的ストレスなどの複数原因が重なって発症します。

 

思春期の子供は特に学校における悩み(勉強や人間関係)、身体の急激な成長、その子にしかわからない悩みが原因で発症してしまいます。

 

まだ年齢が幼いからこそ親や周りの大人へ言えないのがストレスになり発症するということが多いようです。

 

なので定期的に子供に「今日は学校でどんなことがあった?」や「最近悩みはない?」などさりげなく聞くことが大事だと思います。

 

また最近ではネットやSNSの発展で知らない人やネットの中の人に誹謗中傷されて傷つき悩んでしまう子供もいるのでネットやSNSの管理もキッチリしましょう。

 

 

子供が起立性調節障害かどうかの調べ方

 

 

おばさん
おばさん

え、じゃあ結局うちの子は起立性調節障害なの?

 

一概に起立性調節障害かは判断できませんが大まかに下記のチェックポイントに3つ以上当てはまり、他の病気ではなかった場合、起立性調節障害の可能性があります。

 

□ 動悸や息切れを起こす
□ 入浴時に気分が悪くなる
□ 立ちくらみやめまいがある
□ 朝起きられず午前中は体調が悪い
□ 立ち上がった際に気分が悪くなったりする
□ 顔色が悪い
□ 食欲がない
□ 腹痛がある
□ 頭痛がある
□ 倦怠感がある
□ 乗り物酔いする

 

特に「朝起きられず午前中だけ体調が悪い」「立ちくらみやめまい」の項目にチェックが入った方は起立性調節障害の可能性が高いので注意しましょう。

 

起立性調節障害の改善方法

 

 

起立性調節障害は軽症であれば生活リズムを改めたり、ストレスの緩和をすることで治すことができるので病院へ行って治すということはしなくていいんです。

 

ここからは社会福祉法人 恩賜財団済生会様のサイトから記事をお借りして具体的な改善策を紹介します。

 

水分2L、塩分10gを目安に撮る

 

 

起立性調節障害の子どもは、血液量が少ないので、循環している血液量を増やすために、水分と塩分をしっかりと摂りましょう。目安としては、食事以外に2Lの水分と、食事を通して10gの塩分です。1日3食、おいしいと感じる味がついている食事をすれば1日7g程度の塩分は摂れていますが、起きられずに朝食を抜かしてしまうとその分不足してしまうので、意識的に塩分を摂るようにしましょう。

引用元:社会福祉法人 恩賜財団済生会

 

日中は寝転がらない

 

 

自律神経系は、人間が活動をしやすいように、様々な体の状態を調節しています。起床後もゴロゴロしていると、自律神経系がそのゴロゴロした姿勢にあうように体を調節します。すると、さらに起立しづらくなるという悪循環を生むので、日中は体を横にしないようにしましょう。立ち上がることはできなくても、座ったり、どうしても寝たい時は上半身をあげるようにするなどして頭の位置を心臓よりも高くし、高い位置に血液を送るための調節を自律神経が忘れないようにすることが大切です。

引用元:社会福祉法人 恩賜財団済生会

 

起立するときはゆっくり立ち、長時間の起立はできるだけ避ける

 

 

起立性調節障害の子どもは立ち上がるときの調節が苦手なので、急に立たずにゆっくり立ち上がり、うつむきながら起立して最後に頭を上げるようにします。長時間同じ姿勢で起立していると下半身に血液がたまり、頭の血液が不足がちになります。できるだけ避け、どうしても立っている必要があるときには、足を動かしたり、クロスさせたりしましょう。下半身にたまっていた血液を筋肉で押し戻すことができます。

引用元:社会福祉法人 恩賜財団済生会

 

ストレスコントロールをする(周囲の協力が重要です)

 

 

起立性調節障害は自律神経系の病気で、自律神経系は心の影響を受けやすいので、ストレスは症状悪化の大きな要因になります。症状がひどく学校に行けないことを子どもたちは非常につらく感じています。その苦痛を理解し、頑張っていることを評価することがとても重要です。「午後からなら登校できる、行事や部活動なら行ける、遊びになら行ける」などは体調が万全でないときの起立性調節障害の子どもには良くあることです。心の負担なくこれらができるように、症状があっても充実した生活ができるように、周囲で協力して見守りましょう。

引用元:社会福祉法人 恩賜財団済生会

 

 

まとめ

 

 

いかがだったでしょうか?

 起立性調節障害は本人も自覚症状がわかりづらく、何よりも周囲からの共感が得られづらいです。「ただサボりたいんじゃないの?」と考えるのではなく本当に子供がつらいのかどうかちゃんと見てあげることが重要です。
 また、生活リズムを変えることは容易ですがその子のストレス・悩みを解消するといのはとても難しいです。なので完璧に解消するのではなくまずは徐々に緩和してあげることが大切だと思います。

いそまる
いそまる

それでは、別の記事でお会いしましょう。

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