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いそまるブログへ!!
本日は日本人の花粉症原因が約7割(いそまる調べ)の「スギ花粉」について書いていこうと思います。
私自身はイネ花粉に悩まされていますが、もしかしたらスギ花粉なのかも…。
スギ花粉の発生場所、症状、かかりやすい時期について簡単にまとめていくので、ごゆっくりお楽しみください。
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執筆者のいそまるです。
よろしくお願いします!!
目次
スギ花粉のスギとは

本種は単型であり、本種のみでスギ属 (Cryptomeria属) を形成する。
引用元:Wikipedia
スギ科(ヒノキ科スギ亜科とすることも多い)は、中生代に登場した起源の古い植物群で、現在は日本のスギの他、アメリカ大陸のセコイア Sequoia sempervirens、中国のメタセコイア Metasequoia glyptostroboides、コウヨウザン Cunninghamia lanceolata などが遺存的に分布している。
スギには多くの地域品種がある。日本では天竜杉、屋久杉、立山杉、吉野杉、北山杉、秋田杉、山武杉などが有名である。
スギ花粉の主な発生場所

スギ花粉の大本であるスギの木は全国的に生えており、日本の森林面積の44%はスギでできています。
さらに、人工林の約70%はスギ、ヒノキなんです!調べていてとても驚きました(笑)
その中でスギの人工林面積が最も広いのは秋田県、岩手県、宮崎県でした。
なぜスギがたくさん植えられたのか?

では、なぜこれだけスギが多いのかというと理由は2つあります。
①奈良時代に作られた日本書紀の教え

奈良時代に作られた日本書紀には「スギ・クスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい」という記述があります。
スギは木材の中でも柔らかい部類に属し、簡単に加工できるという良い特長をもっています。
乾燥も早く、腐食に対しても心材であれば耐久が高いので、常に水に触れている舟には最適な木材と言えます。
その結果、スギの扱いやすさと高い耐久値が現在まで重宝されています。
②戦後の山地復旧と木材需要の増大

日本は戦時中や戦後の過度な伐採によって山々が荒れ果ててしまいました。
「このままではいけない!!」と感じた人々が日本の自然環境になじみやすく、成長の早いスギを造林してきたとされています。
また、人工林は木材資源のほかに国土の保全や地球温暖化の防止、キレイな水源の確保など多様的な機能を発揮しています。
スギ花粉による花粉症状

まずスギ花粉の代表的な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどです。
しかし、意外と花粉を風邪と感じたりその逆だったりするなんてことはよくあります。

これは風邪なんじゃないかな?

風邪なのか花粉なのかわからないわ。
なので風邪なのか花粉なのかは以下の症状などで判断できます。
アレルギー性鼻炎(花粉) | 風邪 | |
鼻水の色と状態 | 透明、水っぽい | 黄色、粘りっぽい |
くしゃみの出かた | 花粉やホコリなどが鼻の中に入るとずっと出る | 冷えた冷気を吸い込むと1~数回出る |
症状がつらい時間帯 | 花粉症は朝、昼頃、夕方 | 一日中 |
症状が続く期間 | 人それぞれ異なるが大抵2週間以上 | 数日間 |
他の症状 | 目がかゆくなったり、喉がイガイガする、発熱はしないが頭痛や体がだるいなど | 喉が痛い、せき、痰、寒気、発熱など |
花粉だけでなくPM2.5にも気をつけろ!!

これは補足ですが花粉を気を付けると同時に「PM2.5」にも気を付けなければなりません。
スギ花粉の大きさは約30~40㎛ですが、PM2.5はわずか2.5㎛しかありません。

その小ささゆえに気管支や肺の奥まで入り込みやすく、喘息のような症状が出ることがあります。
また花粉症のある人が、PM2.5を大量に吸い込むと症状が悪化したり、喘息持ちの方も喘息が出やすくなるのでしっかりと対策を行いましょう。
スギ花粉症の対策

スギ花粉症にならない、症状を軽減、緩和させる方法は以下のようになっています。
出かける前にすること
■花粉飛散状況を前もってチェックしておく
■マスクをつける
■花粉対策の眼鏡を使う
■花粉の付きづらいツルツルした素材の服を着る
外から帰ってきたときにすること
■衣類についた花粉を外で落とす
■洗顔とうがいをしっかり行う
■鼻洗浄を行う
室内における花粉症対策
■細かなところまで掃除をする
■空気洗浄機を使う
■換気を夜のうちに行う
■洗面所やトイレマットなどをこまめに洗う
詳しい内容は花粉症対策サイト”ALLER-LAB”様を参考にしてみてください。→こちら
まとめ

いかがだったでしょうか?
自分はイネ花粉なのでこれからが正念場って感じです。しかし、コロナの影響もあり外出する機会がないので少しホッとしています。ただ「家の中でも鼻水がでるなぁ」なんてことも…。
今現在スギ花粉は少し多いそうなので必要な外出がある方はコロナウイルスと花粉に十分気を付けてくださいね。

それでは、別の記事でお会いしましょう。
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